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陶芸家
桜井 芳孝

1953年 長野県東御市に生まれる。

1972年 福岡県 小石原焼 太田悦夫窯にて作陶を学ぶ

1979年 東御市奈良原に登り窯を築く

1983年 長野県県民文化会館にて個展 以後8回

1998年 ギャラリー八十二にて個展 以後2回

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日本陶芸展

日本民芸展

朝日クラフト展

工芸コンペティション金沢

高岡クラフトコンペ

テーブルウェア大賞

他 入選

桜井陶房のご紹介

┃地勢

当陶房は長野県の東部に位置する東御市(とうみし)の奈良原という地域にあります。湯の丸高原のふもと、南に蓼科山、八ヶ岳を望む窯場は標高1,100mの傾斜地にあり、この傾斜を利用した登り窯にて、現在まで約40年近く窯焚きを行っています。

┃素材

粘土をはじめ釉薬など地元の身近にある素材をつかった作品づくりを行なっています。

育てた稲から作った藁灰や、ぶどう生産の盛んな東御市のぶどう灰、松灰、くるみ灰。

天然素材のみで作られたサスティナブルな器です。

┃作陶

土練りから成形、窯焚きまで、すべての工程において手作業です。機械を使うことはありません。

土は昔ながらの菊練りを行い空気を抜きます。

作陶には、今では少なくなった伝統的な“蹴りろくろ”を用い成形を行なっています。

回転の微妙なブレや、作家の呼吸が作品に反映され、電動ろくろでは出せない柔らかなラインが生まれ、温かみのあるフォルムに仕上がるのが特徴です。

┃登り窯

40年前に手作りで築き、現在に至るまで使い続けている登り窯も個性の一つ。私の窯は有田焼や柿右衛門窯などでも使われる様式、ドーム状の天井は非常に熱効率の良い窯となっています。窯の温度管理は温度計などは使わずに炎の色で判断し、経験と感で焼き上げます。

薪の灰が作品に付き、この世に2つとない表情を生み出してくれます。


より詳しい技法や作品についてはホームページをご覧ください

日々の創作活動や、自然豊かな東御市(とうみし)奈良原地区の四季の様子を
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